バッテン堂 ~レブルのカスタム その他~

ホンダ レブル250のカスタム バイクの整備 その他

冬季のバイク用防寒ウェアについて 

来週火曜から12月に入りますが、気温もグッと一段階下がってくるようです。

先週は愛媛県松山市の最低気温はほぼ10℃前後の推移でしたが来週は5℃前後の予報です。

 冬季のバイク通勤では防寒ウェアが重要です。

私のバイク用途は、通勤使用メインなのでバイク用品メーカーのものは現在ほぼ使っていません。(RSタイチのウインターブルゾンが1着あります)

厳寒期にメインで使用しているのはパタゴニアのダウン(化繊のプリマロフト)ですが、街着も含めて軽くて暖かいのでダウンジャケットばかり使用しています。

バイク通勤において防寒対策的に、このパタゴニアを超えるものがあるのかどうか・・・というのがポイントになります。残念ながらバイク用に不適だった失敗事例を紹介します。

 

バイクに向かないダウンジャケットはCANADA GOOSE(カナダグース)のシャトーとハミルトンの2着でした。

カナダグースはここ数年で知名度が上がり、いろんなモデルが出ていますが、以前は本物(極寒用)志向の武骨なだけの(日本人向けサイズ無し、街着向けにダウンを減らした仕様無し)の感じで、メインはバンクーバージャケットというモデルでしたが、セレクトショップなどで扱ううちに別注モデルや現在のシャトーやジャスパーなどに変わっていきました。

(シャトーが先に出て、次にジャスパーとなりました。見た目はそっくりですが、型がシャトーは下までストン、ジャスパーはAラインという感じ)

私のカナダグースはバンクーバーからシャトーに変わった時のモデルです。エディフィス別注でサイズ感が見直されたので(バンクーバーではサイズ感が大きすぎて買うのを躊躇していた)即購入しました。

 

f:id:motural50:20201129145422j:plain

カナダグース シャトー

さて、冬のバイク通勤で使うぞと防寒性に期待して使ったところ、「何だか意外にちょっと寒いな」となりました。バイク用に設計されていませんので、首回りや袖口やファスナー部分などから風が侵入するのかと思います。特に肩口から鎖骨あたりが冷たく感じるように思います。

ただし昼頃など時間帯によって印象は違います。あくまで朝晩の通勤時間帯(特に朝)にイマイチなだけです。もちろんインナーにフリースや薄手のインナーダウンなど工夫すればよいのですが。

 

シャトー購入から数年後、BEAUTY&YOUTH別注のハミルトンを買ってみました。ショート丈でフードなく首回りに取り外し可能なコヨーテファーが付いています。今度はどうだと期待しましたが、こちらも「バイクには向かないな」という判定です。しかしシャトーよりは寒くない感じです。ここ数年シャトーを着ることは無くなり、ハミルトンはシーズンに数回着る程度になりました。(カナダグースは生地が硬く見た目が大げさなので普段もあまり着ないようになりました。)

 

f:id:motural50:20201129145527j:plain

カナダグース ハミルトン

なんと私の使用環境(朝のバイク通勤)における判定ではではカナダグース(武骨なアウトドア的ダウンジャケット)よりTATRASのダウン(チャラい街着的ダウンジャケット)のほうが防寒性は高いという結果になりました。

 

f:id:motural50:20201129145611j:plain

TATRASのダウン

このところの冬季の私のバイクウェアはTATRAS、パタゴニア、ノースフェイス、モンベル他がメインとなっています。

f:id:motural50:20201129145652j:plain

厳寒期にはパタゴニアのダウン

 書いているうちに、久しぶりにバイク用品メーカーのウェアを買いたくなってきました。(やっぱり性能的には)