愛媛県宇和島市三浦半島の遊子(ゆす)地区にある水荷浦(みずがうら)段畑は「耕して天に至る」と言われる急峻な石垣を積んだ段々畑に馬鈴薯が栽培されています。
この石垣と段々畑はこの地で相当の年月と苦労で築かれたものと思われます。
眼前には宇和海が静かに広がります。17日(日曜日)に現地にてNPO法人「段畑を守ろう会」主催で馬鈴薯の即売会(ドライブスルー形式)があり、アテンザでドライブがてら購入してきました。
クルマの背景に段畑が見えます。
毎年、遊子水荷浦の馬鈴薯は松山市内で購入しているのですが、今年は現地へ訪れて購入しました。
5㎏2,100円。大、中、小サイズがあります。中サイズを購入。
20数年前南予地区に住んでいた頃、仕事でこの辺りにも来ていて、久しぶりに訪れることが出来て良かったです。三浦半島の風景はあまり変わってなかった・・・。
遊子水荷浦の馬鈴薯は土質の水はけも良いと思いますが、段畑でより水はけが良く、南向きで日当たりが抜群、さらに石積みが日射熱を吸収し地温が上がり馬鈴薯の生長を促し食感と食味が極上になります。ピラミッドや遺跡のように見えます。
この細い急な段畑と石積みは圧巻です。
まさに耕して天に至る・・・。歩道が整備されていて段畑の様子が散策して見学できます。