バッテン堂 ~レブルのカスタム その他~

ホンダ レブル250のカスタム バイクの整備 その他

冬支度② 電熱グローブの準備

厳寒期の朝通勤時間帯(7時頃)は手指の防寒対策が重要です。

ウェア類はそこそこ対策できますが、グローブは2万円を超すウインターグローブでも指先が冷たくなってしまいます。

 

前のバイクでは厳寒期にグリップヒーターをつけて、グローブはグリップヒーター対応(甲側は防寒シッカリ、内側は薄めのグローブ)という構成で乗っていたこともありましたが、やっぱり冷たさのほうが勝ります。

グリップヒーターにハンドカバーなど袋状のカバーを付ければ暖かいのかもしれませんが、かなり見た目を損ないます。

 

その頃Gerbing(ガービング)の電熱グローブを知り、購入して使ってみると完璧に暖かく、グリップヒーターは雨の日にレイングローブとともに使用するのみとなりました。電熱グローブも防水仕様にはなっていますが、やはり濡れた感じになるので雨では使わないようにしています。

当時購入したガービングの製品はT5というモデルのハイブリッドタイプで車体バッテリー電源と専用の充電池からも電源を取れるものです。(現在は廃盤で車体からバッテリーを取るものだけになっています。)スペックはカタログ値でDC12V 最大電流: 2.2A 最大電力: 27W 最高温度: 57°C +/- 3°C (気温0°Cの環境下)、リチウム充電池使用でHighの場合1時間です。発熱ユニットは約12ミクロン (毛髪の約 1/4の細さ)の高弾性ステンレス鋼、数本~数十本をまとめてパッド状に成形したものを使用し、カーボンファイバーなどの断線の欠点をほぼ皆無にしているとあります。

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GERBING ハイブリッド 電熱グローブ

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甲側ポケットに(四角い大き目の)充電池を入れます。武骨デザイン!

充電池に付いている赤丸スイッチを押して電熱のオンオフや強弱を切り替えます。

私が通勤で使用すると往復で30分あればよいので充電池でOKです。バッテリーからの電源も取るよう配線しましたが、ツーリング時はともかく毎日の通勤では、いちいち配線コネクタをつないで袖口からグローブにつないだりするのは面倒です。

電熱グローブの効果は絶大なので厳寒期は必須となりました。

その後RSタイチやコミネからも電熱グローブが販売されるようになり、RSタイチの電熱グローブ(e-HEAT)も購入し2組の電熱グローブを使用しています。

e-HEATグローブは最初(2013年)に購入したモデル(RST594)はリチウム電池充電のみでしたが昨年購入した現在2代目のe-HEATグローブ(RST639)は車体バッテリーからの電源も使えるようになっています。RSタイチはリチウム充電池使用でHighの場合3.5時間なので、こちらも充電池使用で通勤に使っています。RSタイチのバッテリーは7.2Vで発熱ユニットはカーボンファイバーです。

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RSタイチ e-HEAT(RST639)

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内側に充電池ポケットがあります。

ガービングとRSタイチどっちが良いのか!!

 RSタイチとガービングと両方使っていますがRSタイチは2代目です。3年くらい使用すると充電池の性能も落ちますが、充電池を変えても発熱が弱くなったように感じ昨年買い替えました。

 ガービングはアメリカ製らしく武骨なデザインで価格は4万円弱と高価でしたが性能をずっと発揮しています。(今期で使用9シーズン目)RSタイチはグローブ代とバッテリー代で3万円。3年持てば1万円のウインターグローブを1シーズン使用くらいのコストです。

 ちなみにRSタイチとガービング、両方とも温かさ自体にそれほど大きな差はありません。左右でガービングとRSタイチ同時装着して試しに走ったこともあります。

 丈夫でガシッとしたデザインのガービングですが、RSタイチのほうが停車時にグローブ装着したまま温度調節のボタンを押したりなど使い勝手はやりやすいかな。

 ガービングは電熱ユニット自体は断線しにくい上に永久保証となっています。一度不調があり見てもらいましたが、充電池の不調で交換対応してもらいました。

 現行モデルで充電池とバッテリー電源 両方使えるようになったRSタイチ、バッテリー電源のみになったガービング。通勤で充電池使用メイン前提ではRSタイチのほうが良いかな。所有感はガービング・・・。

 今期の電熱グローブの出番も近づいていますね。